学思館 【公式blog】

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英語は「とても難しく、しかしとても簡単な学問」です。

当塾では入塾の際、中学生たちに得意教科・苦手教科についてアンケートを毎回実施しています。だいたい皆さん書かれるのが・・・

 

 

Q・あなたの苦手な教科を教えてください。

 

A・「数学・英語」です。

 

 

 

苦手教科、と言われてこの2教科を上げる学生さんが大半なのではないでしょうか。

 

知ってる!!みんなが英語が嫌いなことは知ってるんだ!!!

 

悲しい事実なのですが、やはり中学生にとっては英語は高いハードルのように感じられるということもまた事実のようです。

 

 

ちなみに、当塾で見てきた印象としては「英語が得意だ」と言っている子は大体幼少期、または小学生のころから英会話を習っています。ほぼ100%そうです。

 

 

幼少期に英語を習っていないと英語はできないものなのか・・・

 

答えは実に簡単です。もちろんNO!!!です。

むしろ、中学英語できちんと点を取っている生徒は大多数の生徒の皆さんと同じように、中学生から英語を勉強し始めた、という学生がほとんどです。

高校3年生から勉強し始めて大学1回生でTOEIC800超えたような人も中にはいます。(私です。)

 

 

実際に私はインターナショナルスクールにて非常勤講師をしておりますが、幼少期に英語を習っていて、かつネイティブの先生と話すという経験があるのはもちろんとてもいいことだと思っています。インターナショナルスクールに通っていた、などの具体的な経験は、英語に対しての抵抗感や苦手意識を持たせないということに一役買ってくれます。また、幼稚園生の間に実用英検や英検Jr.を取得できるなど、たくさんのメリットがあります。

 

幼少期(3歳~6歳)だけでなく、小学生になってからも継続して英会話を続けていれば、英語をある程度話せるようにはなる上に、英単語などの基礎的な知識が身につきます。

 

しかし、中学英語のできる・できないには直結していないというのが思うところです。

 

なぜなら中学英語は圧倒的に「英語を書かせる問題」であったり社会的知識を知っておくべき問題」の方が多いからです。問題は「社会的知識を身につけることの難しさ」ここに尽きます。もちろんインターナショナルや英会話経験者にとって「リスニング」は満点をとれるべき部分になってきます。60点中15点はカバーできますが、その他の問題は別の学習が付随して必要になってきます。

 

英単語などの基礎知識だけではなく、読解力や社会的知識を身につけることにより、スピーディーに問題に取り掛かる能力を身につけ、また確実に点数を高めていかなければなりません。ぜひ、英会話と中学英語の勉強では抑えるべきポイントが全く異なるということをおさえておいてほしいと思います。ちなみに批判するわけではありませんが、インターナショナル出身者だから英語はできます!英会話教室に通っているから英語は得意です!!と言っている生徒で英単語を完璧に覚えている子なんて見たことありません・・・

 

 

私は常日頃から塾生たちによく言っていいるのですが、

「学習のきっかけは英語から掴める」と思っています。

なぜなら5教科の中で英語がダントツで簡単だからです。みんなが苦手な英語ができるようになることで、自信にもつながります。英語ができると世界が見えてきちゃうんだぜ。楽しいぜ、英語は。

 

このブログでは、中学、高校の間の英語の学習を圧倒的に楽にする「英語の理論」や「英語にかかわる社会的知識」をわかりやすくお伝えできればと思います。